私は非常に持てない女の子です。
それは容姿が非常に醜かったからなのです。
子供のころから花は低く、目美緒腫れぼったい一重であり、太っていてかっしてかわいいと形容されることはありません。
なぜこのような醜い子供になってしまったかというと、両親が一人娘ということもあり非常に過保護であって、好きなものを好きなだけ食べさせてくれるわけなのです。
高齢になってやっと授かりできた子供だったので、両親はなんでも私のわがままをきき、苦労させたくないとして食べ物も寡聞に与えました。
そのおかげで小学校六年生で100キロ近く体重があり、よくデブとかブスとか言われ学校でもいじめられたのです。
こうした状況がずっと続き中学では女子の集団いじめにたえかねて、登校拒否にもなっていきました。
それでも親は私のことがかわいく、それをとがめたりせず家にいても寡聞に食事を与続け、引きこもり生活は二十を超えるようにもなったのです。
しかしテレビやネットを見ていると、二十歳というと女性が最も美しい時期であり成人式の振袖をきて美しく写真撮影できる年代です。
でも私はそうした人々をうらやましく指をくわえてみてるしかありませんでした。
二十というとほとんどの人が大学に通い、そしてキャンパスライフを楽しんだりアルバイトに精を出すんです。
方や私はというと、家で寝転んでおやつを無限に食べるばかりであり、こんなので本当に人生これでいいのかと心配になったり悩むようにもなっていきました。
やはり自分も一般の二十歳の女性のように美しく輝きたい、人並みにキャンパスライフやバイトを楽しんでみたい、水着や浴衣にも着替えてはしゃいでみたいとも思うようにもなっていったのです。
そして私は宇一念発起しダイエットを実践することにしました。